花月台とは懐石に用いる盃台の一種で膳のような形状で上に盃を置くための面に霞形霞のたなびいている様子を表わした模様の透かしがあるものをいいます本作は時代蒔絵で非常に豪華な蒔絵が施 ブラックフライデーやセール期間中に購入した商品の返品には特別な規定が設けられることが多いです。これを事前に確認しておく必要があります。
花月台とは懐石に用いる盃台の一種で、膳のような形状で上に盃を置くための面に霞形(霞のたなびいている様子を表わした模様)の透かしがあるものをいいます。本作は時代蒔絵で非常に豪華な蒔絵が施してあり大名道具と思えるほどの出来の良さです。花月台の図柄は金梨地に松蒔絵、そして市松模様に宝尽くし、これらをちょうど半々でデザインし、盃は表側に市松模様に宝尽くし、裏側に松蒔絵となっております。吉祥模様はお客様にも喜ばれますので、様々なお茶事にお使いになれます。時代は蒔絵の意匠より江戸中期から幕末頃のものと思っております。
盃(大)の高台内側に経年変化によるヒビ(時代蒔絵にはある現象)が確認できますが、明るい場所でようやく見える程度のものです。写真で拡大したものを掲載しておりますのでご確認ください*写真⑩,⑪参照。
全体的に目立つキズやお直しもなく状態は極めて良好です。花月台の落としが蓋が若干開けにくいですが(慎重に外せば外せます)使用には問題ありません。狂いも見られず、花月台を平らなところに置いてもカタカタしません。
箱は桐製で花月台と盃を分けて収納できるようになった細工箱です*写真⑱参照。こちらは作り直さずそのままの状態ですので、多少朽ちておりますが経年変化とお考え下さい。
【花月台】
18.2㎝(四方)、高さ18.3㎝ 脚と脚の幅14.4㎝
【盃】
〈大〉径12.7㎝ 高さ3.0㎝
〈中〉径11.5㎝ 高さ2.8㎝
〈小〉径10.3㎝ 高さ2.7㎝
時代箱。
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